アイフルとチワワ
5月 14th, 2013アイフルと言えばチワワの出てくるCMの印象を抱いている人も多いのではないでしょうか。可愛いですよね、チワワ。あのCMに出てくるチワワはくぅーちゃんという名前で、タレントの清水章吾さんと共演していました。ちょうど消費者金融を利用する中心的な層の中年男性と、小さくて健気な印象のチワワが一緒にいるミスマッチが不思議な印象を残し、人気のCMとなった訳です。
白いチワワがあのCM放送時に大人気になり、一時はブリーダーの間で60万円代の金額がつくこともあったそうです。60万円といえば人間のお給料で、月収であれば相当の金額に値します。チワワは可愛いですが小動物の金額としては高いなぁという印象です。その後、犬の金額としては妥当なラインに落ち着きましたが、CMの効果は絶大だなという気がします。問題はアイフル自体が、不況が要因の取り立てを激化させた事にありました。2006年頃、アイフル問題としてこの取り立てがマスコミなどに取りざたされ、その頃から逆に白いチワワの人気にも陰りが出始めたそうです。
人間の嗜好は勝手なものだと感じさせられますね。おおよそ消費者金融に似つかわしくない、つぶらな瞳のチワワをCMに利用し、取り立てが激化するとCMに出ていたというだけで好かれなくなるというのも、動物にとって何だか可哀相な話だと思います。最盛期には人気が高じて絵本やマスコットなどのグッズ売り上げもあったくぅーちゃん、動物タレントとしての収入はやるなと思わされます。
まだ、元気でご存命のようです。
動物のCMはユニークで目を引きますが、その印象だけで消費者金融を見ると本来の金融業としての業のようなものと、印象が重ならなくなることがある好例だと感じてしまいます。けれどそんな皮肉な結果はさておき、チワワが可愛くペットの人気がCMに左右される事を感じさせるCMでした。実直そうな清水章吾さんも一躍あのCMで人気が出ましたが、いかにも日本のおじさんといった清水章吾さんは、あのCMの時点でキャリアの長い俳優さんだったようです。